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Androidスマホの中身は死後どうなる?Googleの「デジタル遺産」機能と生前にできる備え

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Androidスマホの中身は死後どうなる?Googleの「デジタル遺産」機能と生前にできる備え

Androidスマホの中身は死後どうなる?Googleの「デジタル遺産」機能と生前にできる備え

2025/04/13

Androidスマホの中身は死後どうなる?Googleの「デジタル遺産」機能と生前にできる備え

スマートフォンは、今や単なる連絡手段ではありません。

写真、動画、連絡先、メール、メモ、スケジュール、ネット銀行、証券アプリ、電子マネー、サブスクリプション、SNS、仕事のデータなど、日常生活の多くがスマホの中に入っています。

そのため、親族が亡くなった後に、

「Androidスマホの中の写真を取り出したい」

「Gmailを確認したい」

「Googleフォトに家族写真が残っていないか見たい」

「毎月引き落とされているサブスクを止めたい」

「Googleアカウントに何が残っているのか確認したい」

と考えるご家族は少なくありません。

しかし、Androidスマホにロックがかかっている場合、家族であっても簡単に中身を見られるとは限りません。
また、Googleの機能を使えばすべてのデータを引き継げる、というわけでもありません。

この記事では、Androidスマホを使っている方の「もしも」に備えて、Googleの“デジタル遺産”にあたる機能、見られるデータ・見られないデータ、亡くなった後の注意点、生前にできる備えについて、遺品整理・生前整理の視点から分かりやすく解説します。


目次

  1. スマホの中にも「遺品」が残る時代
  2. Googleの「デジタル遺産」機能とは?
  3. Appleのデジタル遺産機能との違い
  4. Androidスマホ本体のロックは解除できるのか?
  5. Googleの機能で見られる可能性があるデータ
  6. Googleの機能でも見られない・引き継げないデータ
  7. 生前にできるGoogleアカウントの設定
  8. 亡くなった後にGoogleへ申請する流れ
  9. 日本・広島で気を付けたい書類と手続き
  10. 家族が困らないために生前に整理しておくこと
  11. 広島でデジタル遺品・遺品整理に困ったときは
  12. まとめ

1. スマホの中にも「遺品」が残る時代

遺品というと、家具、衣類、写真、通帳、印鑑、貴重品、手紙などを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、今の時代はスマートフォンやパソコン、クラウド上のデータも大切な遺品です。

特にAndroidスマホを使っている方の場合、Googleアカウントに多くの情報が紐づいています。

Googleフォトには家族写真や旅行の動画が保存されているかもしれません。
Gmailには保険会社、金融機関、携帯電話会社、ネット通販、サブスクリプションサービスからの連絡が残っているかもしれません。
Googleドライブには仕事の資料や個人的な書類が残っていることもあります。
Google連絡先には、親族、友人、職場、病院、介護事業所、寺院など、亡くなった後に連絡が必要な相手の情報が残っている場合もあります。

また、スマホの中には見えにくい契約情報もあります。

動画配信サービス、音楽配信サービス、クラウドストレージ、有料アプリ、ネットショップ、電子書籍、ゲーム課金など、毎月の支払いが発生しているサービスが、本人以外には分かりにくい形で残っていることがあります。

こうしたデジタル情報は、家族が気づかないまま放置すると、必要な写真を取り出せなかったり、契約の解約が遅れたり、相続や手続きの手がかりを見落としたりする原因になります。

これからの遺品整理では、家の中の物だけでなく、スマホ、パソコン、クラウド、ネット上の契約まで含めて考える必要があります。


2. Googleの「デジタル遺産」機能とは?

Googleには、Appleの「故人アカウント管理連絡先」のように、亡くなった後のデータを意識した仕組みがあります。

正式には、Googleアカウントの「アカウント無効化管理ツール」と呼ばれる機能です。

英語では「Inactive Account Manager」と案内されています。
日本語で分かりやすく言えば、Google版の“デジタル遺産”に近い機能と考えると理解しやすいでしょう。

ただし、この機能は「死亡したこと」をきっかけに自動で動くものではありません。

Googleアカウントが一定期間使われていない状態、つまり「無活動」と判断されたときに、あらかじめ指定しておいた人へ通知したり、選んでおいたデータを共有したりする仕組みです。

ここがAppleの仕組みとは大きく違います。

Appleの場合は、本人が生前に「故人アカウント管理連絡先」を設定し、死亡後にアクセスキーや死亡を証明する書類を使って申請する仕組みです。

一方、Googleのアカウント無効化管理ツールは、死亡そのものを確認して動くというより、一定期間Googleアカウントが使われなかった場合に動く仕組みです。

そのため、亡くなった場合だけでなく、長期入院、認知症、端末紛失、何らかの事情でGoogleアカウントを使えなくなった場合にも、条件を満たせば設定した内容が実行される可能性があります。

Googleは、最終ログイン、Gmailの利用状況、Google検索、YouTube、Android端末の利用状況など、複数の情報をもとにアカウントの活動を判断するとされています。

つまり、Androidスマホをしばらく使っていなくても、パソコンでGmailやYouTubeを使っていれば、Googleアカウントは活動中と判断される可能性があります。

反対に、スマホもパソコンも使えなくなり、Googleアカウントの利用が一定期間止まると、アカウント無効化管理ツールが動く可能性があります。


3. Appleのデジタル遺産機能との違い

前回の記事で紹介したAppleの「デジタル遺産」機能と、Googleの「アカウント無効化管理ツール」は、似ているようで考え方が違います。

Appleの機能は、本人が生前に「故人アカウント管理連絡先」を指定し、亡くなった後に、その人がAppleへ申請してデータへアクセスする仕組みです。

一方、Googleの機能は、本人のGoogleアカウントが一定期間使われなくなったときに、指定した相手へ通知やデータ共有を行う仕組みです。

簡単にいうと、Appleは「死亡後の申請」に近く、Googleは「無活動になったときの引き継ぎ計画」に近い仕組みです。

どちらにも共通している重要な点があります。

それは、スマホ本体のロックを解除する機能ではないということです。

Appleのデジタル遺産機能も、iPhone本体のパスコードを解除するものではありません。
Googleのアカウント無効化管理ツールも、Androidスマホ本体のロックを解除するものではありません。

どちらも、主にクラウド上に保存されたデータへアクセスするための仕組みです。

Androidスマホの場合、Googleフォト、Gmail、Googleドライブ、Google連絡先など、Googleアカウントに保存・同期されているデータは確認できる可能性があります。

しかし、スマホ本体の中にだけ保存されていて、Googleにバックアップされていないデータは、ロックが解除できなければ取り出せない可能性があります。

ここを誤解してしまうと、亡くなった後に「Googleの機能があるからスマホの中身は見られる」と思っていたのに、実際には見られないという事態になりかねません。


4. Androidスマホ本体のロックは解除できるのか?

家族が亡くなった後に、まず問題になりやすいのが「Androidスマホのロックを開けられるのか」という点です。

結論から言うと、PIN、パターン、パスワードが分からないAndroidスマホを、家族がそのまま開けられるとは限りません。

Androidスマホには、PINコード、パターンロック、パスワード、指紋認証、顔認証などのロック機能があります。
これらは本人の個人情報を守るための仕組みであり、家族だからといって簡単に解除できるものではありません。

Googleのアカウント無効化管理ツールを設定していても、Androidスマホ本体のロックを解除できるようになるわけではありません。

この機能で扱うのは、主にGoogleアカウントに保存されているクラウド上のデータです。
スマホ本体をそのまま操作できるようになるわけではありません。

たとえば、故人のスマホの中に写真が残っていたとしても、その写真がGoogleフォトにバックアップされていなければ、家族が取り出せない可能性があります。

また、ダウンロードフォルダに保存されていた書類、アプリ内にだけ残っているデータ、メモアプリ内のローカルデータ、録音データなども、Googleに同期されていなければ確認が難しい場合があります。

さらに注意したいのが、初期化です。

Androidスマホのロックが分からない場合、端末を初期化して再設定する方法が案内されることがあります。
しかし、初期化すると、スマホ本体の中にだけ残っていたデータは消えてしまいます。

クラウドに保存されている写真や連絡先は戻せる場合がありますが、端末本体だけにあったデータは戻らない可能性があります。

そのため、ロックが分からないからといって、すぐに初期化するのは危険です。

まずは、Googleフォトのバックアップがあるか、Google連絡先に同期されているか、Googleドライブにデータがあるか、Androidバックアップが有効だったかを確認することが大切です。


5. Googleの機能で見られる可能性があるデータ

Googleのアカウント無効化管理ツールを生前に設定していた場合、指定された相手は、本人があらかじめ選んでいたGoogleサービスのデータを受け取れる可能性があります。

ただし、受け取れるのは「Googleアカウントにログインできる権利」ではありません。

Googleがパスワードを教えてくれるわけではありません。
故人になり代わってGoogleアカウントへログインできるようになるわけでもありません。

基本的には、共有対象として選ばれたデータをダウンロードする仕組みです。

見られる可能性がある代表的なデータには、次のようなものがあります。

Gmail。

Googleフォト。

Googleドライブ。

Google連絡先。

Googleカレンダー。

YouTubeに関する一部データ。

Googleアカウントに保存されている一部の情報。

Gmailには、契約や手続きの手がかりが残っていることがあります。

保険会社からのメール、携帯電話会社からの案内、ネット通販の注文履歴、サブスクリプションの請求メール、金融機関からのお知らせ、公共料金やサービス契約に関する通知などです。

Googleフォトには、家族写真や動画、葬儀や法要で使いたい写真が残っていることがあります。

Googleドライブには、仕事関係の資料、PDF、申請書、スプレッドシート、画像、個人的なメモなどが残っていることがあります。

Google連絡先には、親族、友人、仕事関係者、病院、介護施設、寺院、行政関係など、亡くなった後に連絡が必要な相手の情報が残っているかもしれません。

これらは、遺品整理や相続手続きの中で重要な手がかりになることがあります。

紙の書類が見つからなくても、GmailやGoogleドライブから契約の存在が分かる場合があります。
通帳や保険証券が見つからなくても、メールの通知から金融機関や保険会社の名前が分かることがあります。

ただし、ここでも大切なのは、Googleに保存されているかどうかです。

Androidスマホの中にだけ保存され、Googleアカウントに同期されていないデータは、アカウント無効化管理ツールの対象にならない可能性があります。


6. Googleの機能でも見られない・引き継げないデータ

Googleのアカウント無効化管理ツールは便利な機能ですが、すべての情報を家族へ渡せるわけではありません。

特に注意したいのが、パスワードやログイン情報です。

Googleは、故人のアカウントに関するリクエストでも、パスワードやログイン情報は提供しないとしています。

つまり、家族がGoogleへ申請しても、故人のGmailのパスワードやGoogleアカウントのログイン情報を教えてもらえるわけではありません。

また、Googleパスワードマネージャーに保存されていた各種サービスのパスワードやパスキーも、家族が当然に見られるとは考えない方が安全です。

ネット銀行、証券口座、クレジットカード、SNS、ネット通販、仕事用クラウドサービスなどのログイン情報は、Googleのデジタル遺産機能だけでは引き継げない可能性があります。

Google Playで購入した映画、書籍、アプリなども注意が必要です。

購入したデジタルコンテンツは、基本的に別のGoogleアカウントへそのまま移せるものではありません。
Google Play残高についても、通常は他のアカウントや銀行口座へ移せるものではないと考えておくべきです。

ただし、故人のアカウントに関するリクエストには、資金に関する申請の窓口もあります。
そのため、残高や未処理の金銭がある可能性がある場合は、すぐに諦めるのではなく、Googleの公式窓口で確認することが大切です。

また、Google PayやGoogle Walletの情報についても注意が必要です。

本人が自分のデータをエクスポートできる仕組みはありますが、アカウント無効化管理ツールで家族にどこまで共有されるかは、公開情報だけでは明確でない部分があります。

そのため、支払い情報やサブスクリプションの管理は、Googleの機能だけに頼らず、別途一覧にしておくことが重要です。

そして、最も見落としやすいのが、端末本体にだけ保存されたデータです。

Googleフォトにバックアップされていない写真。
Googleドライブに保存されていないPDFや書類。
アプリの中にだけ残っているメモや履歴。
本体ストレージに保存されたダウンロードファイル。
SDカードやUSBメモリに保存された写真や資料。

こうしたデータは、Googleアカウントの仕組みだけでは取り出せない可能性があります。

つまり、Googleの“デジタル遺産”機能は、クラウド上のデータを家族へつなぐ助けにはなりますが、スマホの中身すべてを見られる万能な機能ではありません。


7. 生前にできるGoogleアカウントの設定

家族が困らないようにするためには、生前の設定が非常に大切です。

Googleアカウントの「アカウント無効化管理ツール」では、一定期間アカウントが使われなかった場合に、誰へ通知するか、どのデータを共有するか、アカウントを削除するかどうかを設定できます。

設定では、まず「どのくらいの期間使われなかったら無活動とみなすか」を決めます。

次に、通知する相手やデータを受け取る相手を設定します。
Googleでは、信頼できる連絡先を複数登録でき、相手ごとに共有するデータを変えることもできます。

たとえば、配偶者にはGmail、Googleフォト、Googleドライブを共有する。
子どもにはGoogleフォトだけを共有する。
仕事関係の人には仕事用のデータだけを知らせる。

このように、相手によって見せるデータを分けられる点は大きな特徴です。

ただし、設定するときは慎重に考える必要があります。

Gmailには、家族に見せたい情報だけでなく、仕事関係、友人関係、病院や介護、個人的なやり取りなど、非常に多くの情報が含まれます。

Googleフォトにも、家族写真だけでなく、他人の顔が写った写真、仕事に関係する画像、本人が家族に見せたくない写真が含まれている可能性があります。

そのため、誰に何を共有するかは、生前にしっかり考えておくべきです。

また、登録する相手のメールアドレスや電話番号も重要です。

Googleでは、受け取る人の本人確認に電話番号が使われる場合があります。
そのため、古い電話番号や使わなくなったメールアドレスを登録していると、いざというときに家族がデータを受け取れない可能性があります。

設定したら終わりではなく、定期的に見直すことも大切です。

家族構成が変わった。
メールアドレスが変わった。
スマホの番号が変わった。
共有したいデータが変わった。
Googleアカウントを複数使うようになった。

このような場合は、設定内容も見直しておきましょう。

特に、Androidスマホを使っている方は、Googleアカウントが1つとは限りません。
個人用、仕事用、昔作ったアカウント、YouTube用、スマホ用など、複数のGoogleアカウントを使っている場合があります。

この場合、それぞれのアカウントについて、どのデータが入っているのか、どれを家族に残したいのかを整理しておく必要があります。


8. 亡くなった後にGoogleへ申請する流れ

生前にアカウント無効化管理ツールを設定していた場合、一定期間アカウントが使われない状態が続くと、Googleが指定された連絡先へ通知を送ります。

データ共有を設定していれば、共有対象のデータをダウンロードするための案内が届く可能性があります。

ただし、これは死亡届を出したらすぐに動くものではありません。
「無活動」と判断されるまでの期間を待つ仕組みです。

一方で、生前に設定していなかった場合、家族や代理人はGoogleの「故人のアカウントに関するリクエスト」窓口から申請することになります。

Googleの故人アカウントに関する手続きには、大きく分けて次のような内容があります。

故人のアカウントを閉鎖する申請。

故人のアカウント内の資金に関する申請。

故人のアカウント内のデータ取得に関する申請。

ここで注意したいのは、アカウント閉鎖を先に行うと、後からデータ取得ができなくなる可能性があることです。

故人のGmailやGoogleフォト、Googleドライブに必要な情報が残っているかもしれない場合は、先に閉鎖だけを急がない方が安全です。

まずは、家族で次の点を確認しましょう。

Googleアカウントのメールアドレスが分かるか。

Androidスマホ、タブレット、パソコンが残っているか。

GoogleフォトやGmail、Googleドライブを使っていた形跡があるか。

請求書や郵便物からGoogle One、YouTube Premium、Google Playなどの利用が分かるか。

生前にアカウント無効化管理ツールを設定していた可能性があるか。

家族の誰かが通知先になっていないか。

Googleへ申請する場合、必要書類は案件によって変わる可能性があります。
公開されている情報では、すべてのケースに共通する書類一覧が明確に示されているわけではありません。

そのため、実務上は、死亡を証明する書類、申請者本人を確認する書類、故人との関係を示す書類などを準備しておく必要があります。

日本の場合、死亡届を出した直後に、死亡の記載がある戸籍謄本がすぐ取れるとは限りません。
死亡届が受理され、戸籍に死亡の記載が反映されてから取得する流れになります。

そのため、Googleへの申請を考える場合でも、まずは市区町村での死亡届や戸籍関係の手続きを進めることが前提になります。


9. 日本・広島で気を付けたい書類と手続き

日本では、親族が亡くなった場合、まず死亡届を提出します。

死亡届は、死亡の事実を知った日から7日以内に提出する必要があります。
届出先は、死亡地、本籍地、届出人の所在地などです。

広島市でも、死亡届や死亡に関する手続きについて案内されています。

ただし、死亡届を出したからといって、その場ですぐに死亡の記載がある戸籍謄本を取得できるとは限りません。

戸籍への反映には時間がかかる場合があります。
本籍地以外の市区町村に死亡届を出した場合は、さらに日数がかかることもあります。

Googleへの申請、金融機関の相続手続き、不動産の名義変更、保険金の請求などでは、死亡の記載がある戸籍や、相続関係を確認できる書類が必要になることがあります。

そのため、スマホやGoogleアカウントの手続きだけを単独で考えるのではなく、戸籍、相続、金融機関、保険、不動産、年金、介護保険などの手続きと合わせて進めることが大切です。

広島市には、ご遺族手続支援コーナーもあります。
亡くなった後の行政手続きの全体像を整理するために、こうした公的な窓口を利用するのも一つの方法です。

また、相続関係の書類を複数の窓口へ提出する場合は、法定相続情報証明制度の利用を検討することもあります。
これは、法務局で相続関係を一覧図として証明してもらう制度で、金融機関や不動産登記など複数の手続きで役立つ場合があります。

デジタル遺品の整理は、スマホだけの問題ではありません。

Googleアカウントの申請にも、死亡や相続関係を示す資料が必要になる可能性があります。
だからこそ、役所手続き、戸籍取得、相続関係の整理、遺品整理を同時に考えることが重要です。


10. 家族が困らないために生前に整理しておくこと

AndroidスマホやGoogleアカウントについて、家族が困らないようにするためには、生前の備えが欠かせません。

亡くなった後に家族ができることには限界があります。

スマホ本体のロックが分からない。
Googleアカウントのメールアドレスが分からない。
どのサービスを使っていたのか分からない。
どの写真がGoogleフォトに保存されているのか分からない。
どのサブスクリプションが毎月引き落とされているのか分からない。

こうした状態になると、家族は一つひとつ手探りで確認しなければなりません。

生前にできる備えとして、まず重要なのは、Googleアカウントの存在を分かるようにしておくことです。

Googleアカウントに使っているメールアドレス。
スマホに入っているGoogleアカウントの数。
Googleフォトを使っているかどうか。
Gmailをメインで使っているかどうか。
Googleドライブに重要な書類があるかどうか。
Google OneやYouTube Premiumなどの有料サービスを使っているかどうか。

これらをエンディングノートや重要書類の一覧に書いておくだけでも、家族の負担は大きく減ります。

次に、アカウント無効化管理ツールを設定しておくことも有効です。

誰に通知するのか。
誰に写真を残すのか。
誰にGmailやGoogleドライブのデータを共有するのか。
一定期間後にアカウントを削除するのか。
それとも残しておくのか。

こうした方針を、生前に決めておくことができます。

また、Googleフォトのバックアップも確認しておきましょう。

家族写真や動画を残したい場合、スマホ本体だけに保存されていると、ロック解除ができないと取り出せない可能性があります。
Googleフォトにバックアップされているかどうかを確認しておくことは、とても大切です。

連絡先も同じです。

端末本体やSIMカードだけに保存されている連絡先は、端末が開けなければ確認できない場合があります。
Google連絡先に同期しておけば、クラウド上に残る可能性があります。

サブスクリプションや継続課金も一覧にしておきましょう。

YouTube Premium。
Google One。
動画配信サービス。
音楽配信サービス。
クラウドストレージ。
新聞や雑誌のアプリ。
仕事用ツール。
ネットショップの有料会員。
アプリ内課金。

これらは、家族が気づきにくいものです。

クレジットカード明細や銀行口座の引き落としを見て初めて気づくこともあります。
生前に「何を契約しているか」だけでも一覧にしておけば、亡くなった後の確認が楽になります。

ただし、パスワードそのものを紙に書いて、誰でも見られる場所へ置いておくのは危険です。

大切なのは、どのサービスを使っているのか、どのアカウントがあるのか、どこに手がかりがあるのかを残しておくことです。

パスワード管理アプリを使っている場合は、その存在や復旧方法について、信頼できる家族に分かる形で整理しておくことも検討しましょう。


11. 広島でデジタル遺品・遺品整理に困ったときは

デジタル遺品の整理では、スマホやGoogleアカウントだけを見ればよいわけではありません。

実際の遺品整理の現場では、スマホ、パソコン、タブレット、充電器、SIMカード、契約書、郵便物、クレジットカード明細、保険証券、通帳、印鑑、不動産関係の書類などを合わせて確認していく必要があります。

たとえば、Androidスマホのロックが分からなくても、机の引き出しや書類棚からGoogleアカウントに使っているメールアドレスが見つかることがあります。

携帯電話会社の契約書、Google Oneの請求、YouTube Premiumの領収書、クレジットカード明細などから、利用していたサービスの手がかりが見つかることもあります。

また、古いスマホ、タブレット、パソコン、外付けハードディスク、USBメモリ、SDカード、デジタルカメラなどに、写真や書類が残っている場合もあります。

一見すると不要に見える機器でも、すぐに処分してしまうと、大切な思い出や手続きの手がかりを失ってしまう可能性があります。

そのため、デジタル機器は通常の不用品とは分けて保管し、家族で確認してから整理することをおすすめします。

ナーガサポートでは、広島市を中心に、遺品整理・生前整理・不用品回収・買取・空き家整理のご相談を承っております。

当社で、Androidスマホのロック解除、Googleアカウントへの不正ログイン、パスワードの推測、本人になりすました操作を行うことはできません。

これは、ご家族を守るためにも非常に大切なことです。

一方で、遺品整理の現場でできるサポートは多くあります。

スマホやパソコンなどのデジタル機器を仕分けること。
充電器やSIMカード、契約書類を探すこと。
通帳、印鑑、保険証券、郵便物、請求書などの重要書類を捜索すること。
Googleアカウントやサブスクリプションの手がかりになりそうな書類を整理すること。
写真や思い出の品を処分品と分けること。
空き家整理や家財整理とあわせて、必要なもの・確認すべきものを分類すること。
必要に応じて、行政窓口や専門家へ相談するための準備を整えること。

デジタル遺品の整理で大切なのは、無理にスマホを開けようとすることではありません。

大切なのは、残された手がかりを丁寧に集め、ご家族が次の手続きを進めやすい状態にすることです。

「親のAndroidスマホが残っているが、どう扱えばよいか分からない」

「Googleフォトに写真があるかもしれない」

「実家の片付けと一緒に、通帳や契約書類も探したい」

「サブスクリプションやネット契約が残っていないか不安」

「広島の実家が空き家になる前に整理したい」

このようなお悩みがある場合は、無理にご家族だけで抱え込まず、早めにご相談ください。

遺品整理は、ただ物を処分する作業ではありません。
故人様の暮らしの跡を確認し、ご家族にとって必要なもの、残したいもの、手続きに必要なものを見極める作業です。

スマホやパソコンなどのデジタル遺品も、これからの時代には大切な確認対象になります。


12. まとめ

Androidスマホには、写真、動画、連絡先、メール、Googleドライブ、サブスクリプション、ネット上の契約など、故人の生活に関わる多くの情報が残されています。

しかし、家族が亡くなった後に、Androidスマホの中身をそのまま見られるとは限りません。

PIN、パターン、パスワードが分からない端末は、簡単に開けられない場合があります。
Googleのアカウント無効化管理ツールも、スマホ本体のロックを解除する機能ではありません。

Googleの“デジタル遺産”にあたる機能は、主にGoogleアカウントに保存されたクラウド上のデータを、あらかじめ指定した相手へ通知・共有するための仕組みです。

Gmail、Googleフォト、Googleドライブ、Google連絡先などは、設定や保存状況によって家族が確認できる可能性があります。

一方で、パスワード、ログイン情報、Google Playの購入コンテンツ、Google PayやWalletの一部情報、端末本体にだけ保存されたデータなどは、引き継げない、または確認できない可能性があります。

だからこそ、生前の備えが重要です。

アカウント無効化管理ツールを設定する。
Googleアカウントのメールアドレスを分かるようにしておく。
Googleフォトのバックアップを確認する。
Google連絡先の同期を確認する。
使っているサブスクリプションを一覧にする。
スマホやパソコン、SIM、契約書類の保管場所を整理する。
エンディングノートにデジタル情報の手がかりを書いておく。

こうした準備をしておくだけで、万が一のときに家族が迷う時間や負担を大きく減らすことができます。

デジタル遺品は、目に見える家具や衣類と違い、存在に気づきにくいものです。
しかし、実際には相続、契約、思い出の保存、家族や関係者への連絡に関わる大切な情報が含まれています。

広島で遺品整理や生前整理をお考えの方は、家財だけでなく、Androidスマホ、Googleアカウント、パソコン、クラウド上のデータ、契約書類まで含めて、早めに整理しておくことをおすすめします。

ナーガサポートでは、広島市を中心に、遺品整理・生前整理・不用品回収・買取・空き家整理まで幅広く対応しております。

故人様の大切な品、思い出の品、重要書類、スマホやパソコンなどのデジタル機器も、確認が必要なものと処分するものを丁寧に仕分けながら整理いたします。

「何から手を付ければよいか分からない」という段階でも大丈夫です。

広島で遺品整理や生前整理にお困りの際は、ナーガサポートへお気軽にご相談ください。

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遺品・生前整理のナーガサポート
住所 : 広島県広島市中区江波二本松2丁目10-34-1
電話番号 : 082-927-0500


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