広島で備える「もしも」のとき ~親族が亡くなった際のトラブルと生前対策~
2025/04/08
親族が亡くなるという出来事は、誰にとっても突然で、心の整理が追いつかないものです。
しかし現実には、悲しむ間もなく、死亡届、葬儀、火葬、年金や保険の手続き、相続、遺品整理、実家の片付けなど、数多くのことを短期間で進めなければなりません。
特に広島では、親世代が広島市内や近郊に住み、子ども世代は県外や市外に暮らしているというご家庭も少なくありません。
そのため、いざ親族が亡くなったときに、
「何から始めればいいのか分からない」
「兄弟姉妹で意見が合わない」
「実家の片付けを誰がするのか決まらない」
「相続や空き家の問題が後から出てきた」
といったトラブルが起こりやすくなります。
親族の死後に起こる問題の多くは、実は“亡くなった後”だけの問題ではありません。
生前に少しでも情報を整理しておくこと、家族で話し合っておくこと、必要に応じて専門業者に相談しておくことで、残された家族の負担は大きく減らせます。
この記事では、広島で親族が亡くなった際に起こりやすいトラブルと、今からできる生前対策について、遺品整理・生前整理の視点から分かりやすく解説します。
親族が亡くなった直後に家族が直面すること
親族が亡くなると、まず必要になるのが死亡届や火葬許可、葬儀の手配です。
病院や施設で亡くなった場合は、医師から死亡診断書を受け取ります。
その後、死亡届を提出し、火葬許可を受け、葬儀社との打ち合わせ、火葬場の予約、親族や関係者への連絡などを進めていきます。
この段階では、家族の多くが精神的に落ち着いていません。
それでも、葬儀の日程や費用、誰を呼ぶのか、どのような形で見送るのかを、短時間で決めなければなりません。
さらに、葬儀が終わった後も手続きは続きます。
年金の停止や未支給年金の請求、健康保険や介護保険の手続き、公共料金や携帯電話の解約、生命保険の請求、銀行口座の確認、不動産の名義確認、相続人の調査、遺品整理など、やるべきことは想像以上に多くあります。
このとき、家族の中で役割分担が決まっていないと、
「誰が役所に行くのか」
「誰が通帳や印鑑を管理するのか」
「誰が実家の片付けをするのか」
「費用は誰が立て替えるのか」
といった問題が起こりやすくなります。
親族が亡くなった直後の混乱は、決して珍しいことではありません。
むしろ、ほとんどのご家庭で何らかの迷いや負担が生じます。
だからこそ、事前に起こりやすいトラブルを知っておくことが大切です。
よくあるトラブル1:葬儀費用や契約内容で揉める
親族が亡くなった直後に起こりやすいトラブルのひとつが、葬儀費用に関する問題です。
葬儀は、限られた時間の中で決めることが多く、冷静に比較検討する余裕がないまま契約してしまうことがあります。
「広告では安く見えたのに、実際には追加費用が多かった」
「家族葬のつもりだったが、思ったより高額になった」
「必要なものと不要なものの区別がつかないまま契約した」
「見積もりの内容を家族全員が理解していなかった」
このようなケースでは、葬儀後に家族間で不満が出ることがあります。
特に兄弟姉妹がいる場合、喪主になった人が一人で決めてしまうと、後から
「そんな費用がかかるとは聞いていない」
「もっと小さな葬儀でよかったのでは」
「誰が支払うのか」
といった対立につながることがあります。
対策として大切なのは、葬儀社との打ち合わせをできるだけ複数人で行うことです。
また、見積書を確認するときは、基本料金に何が含まれているのか、追加費用が発生する項目は何か、火葬料や返礼品、飲食費、宗教者へのお礼などは別なのかを確認しておくと安心です。
生前に本人の希望を聞いておくことも有効です。
「家族だけで見送ってほしい」
「親しい友人には知らせてほしい」
「お墓はどうしてほしい」
といった希望が残されているだけでも、家族は判断しやすくなります。
よくあるトラブル2:相続人同士で意見が合わない
親族が亡くなった後、最も深刻になりやすいのが相続に関するトラブルです。
相続トラブルというと、多額の財産がある家庭だけの問題と思われがちですが、実際にはそうではありません。
預貯金が少なくても、自宅不動産がある場合や、兄弟姉妹の関係性に温度差がある場合、介護をした人としていない人がいる場合など、身近な家庭でも揉めることがあります。
たとえば、次のようなケースです。
長男が親と同居して介護をしていたが、他の兄弟は平等な相続を希望している。
実家を売却したい人と、残したい人で意見が分かれる。
誰か一人が通帳や印鑑を管理していて、他の相続人が不信感を持つ。
生前に「家は長男に」と聞いていたが、正式な遺言書がない。
借金や保証人の有無が分からず、相続してよいのか判断できない。
このような問題は、感情的な対立になりやすいのが特徴です。
相続では、法律上の権利だけでなく、家族それぞれの思いが関係します。
「自分だけが親の面倒を見た」
「兄ばかり得をしている」
「実家を勝手に処分されたくない」
「親の気持ちを尊重してほしい」
こうした感情が積み重なると、話し合いが進まなくなることがあります。
生前対策としては、財産の一覧を作っておくこと、遺言書の作成を検討すること、家族で早めに実家やお墓の方針を話し合っておくことが重要です。
特に不動産がある場合は、誰が住むのか、売却するのか、管理費や固定資産税を誰が負担するのかを、できるだけ早めに整理しておく必要があります。
よくあるトラブル3:借金や負債が後から分かる
相続では、預貯金や不動産などのプラスの財産だけでなく、借金や未払い金などのマイナスの財産も引き継ぐ可能性があります。
亡くなった後に、
「実は消費者金融から借り入れがあった」
「事業の保証人になっていた」
「税金や医療費の未払いがあった」
「空き家の管理費や修繕費が必要になった」
といったことが分かる場合があります。
こうした負債があるかどうかを確認しないまま相続手続きを進めてしまうと、後から大きな負担になることがあります。
相続放棄を検討する場合は、原則として、自分が相続人になったことを知ったときから3か月以内に家庭裁判所で手続きを行う必要があります。
そのため、財産や負債の調査は早めに行うことが大切です。
遺品整理の現場でも、通帳、請求書、カード明細、保険証券、不動産関係の書類、年金関係の通知、借入に関する書類などが後から見つかることがあります。
「片付け」と聞くと、家具や衣類を処分するイメージが強いかもしれません。
しかし実際の遺品整理では、財産や相続に関わる重要書類を見落とさないことが非常に重要です。
生前に本人が書類の保管場所を整理しておくだけでも、残された家族の負担は大きく減ります。
よくあるトラブル4:遺品整理を誰がするのか決まらない
葬儀や役所手続きが一段落した後、多くの家族が直面するのが遺品整理です。
遺品整理は、単なる片付けではありません。
故人が大切にしていた品物、家族の思い出、貴重品、重要書類、処分すべき不用品を一つひとつ分けていく作業です。
しかし、遺品整理は時間も体力も必要です。
広島の実家に親が一人で住んでいて、子どもは県外に住んでいる。
兄弟姉妹のうち、近くに住んでいる人だけが片付けを任されてしまう。
仕事や育児、介護で時間が取れない。
どれを残し、どれを処分すればいいか判断できない。
このような状況では、家族の一部に負担が集中しやすくなります。
さらに、遺品の処分をめぐって、
「勝手に捨てられた」
「形見分けをしてから片付けてほしかった」
「貴重品が見つからない」
「売れるものまで処分してしまった」
といったトラブルが起こることもあります。
遺品整理で大切なのは、最初に方針を決めることです。
残すもの、形見分けするもの、売却できるもの、供養したいもの、処分するものを分ける。
写真やアルバム、手紙など思い出の品は、家族で確認する。
通帳、印鑑、保険証券、不動産書類、契約書、スマートフォンなどは先に探す。
大型家具や家電は、処分費用や搬出方法を確認する。
こうした流れを整理してから進めることで、後悔や家族間の揉めごとを減らせます。
よくあるトラブル5:空き家になった実家の管理ができない
親族が亡くなった後、実家が空き家になるケースも増えています。
広島市内の住宅地だけでなく、郊外や中山間地域、島しょ部などでは、家を引き継ぐ人がいない、遠方に住んでいて管理できないという問題が起こりやすくなっています。
空き家は、放置するとさまざまなリスクがあります。
庭木や雑草が伸びる。
郵便物がたまる。
雨漏りや建物の劣化が進む。
害虫や害獣が発生する。
近隣から苦情が出る。
防犯上の不安が高まる。
売却や解体の判断が遅れる。
空き家の問題は、遺品整理と密接に関係しています。
家の中に大量の荷物が残ったままでは、売却も賃貸も解体も進めにくくなります。
また、相続人が複数いる場合、誰が管理費用を負担するのか、誰が鍵を持つのか、売るのか残すのかといった話し合いが必要です。
生前対策としては、親が元気なうちに実家の今後について話し合っておくことが大切です。
「将来、誰かが住む予定はあるのか」
「売却する可能性はあるのか」
「仏壇やお墓はどうするのか」
「家財道具はどの程度残しておくのか」
「空き家になった場合、誰が管理するのか」
こうした話題は切り出しにくいものですが、先延ばしにすると、残された家族がさらに大きな負担を抱えることになります。
よくあるトラブル6:デジタル遺品が分からない
近年増えているのが、デジタル遺品に関するトラブルです。
スマートフォン、パソコン、ネット銀行、証券口座、電子マネー、サブスク、SNS、クラウド写真、メール、ネット通販のアカウントなど、故人の生活情報はデジタル上にも多く残されています。
しかし、家族がIDやパスワードを知らない場合、手続きが進まないことがあります。
スマホのロックが解除できない。
ネット銀行や証券口座の存在が分からない。
毎月引き落とされているサブスクが止められない。
写真や動画が取り出せない。
SNSアカウントの削除や追悼設定ができない。
ネット上の契約状況が分からない。
こうした問題は、今後さらに増えると考えられます。
生前対策としては、すべてのパスワードを家族に伝える必要はありません。
ただし、万が一のときに家族が困らないよう、最低限の情報は整理しておくことが大切です。
たとえば、利用している銀行、証券会社、保険会社、携帯電話会社、サブスク、SNS、メールアドレスなどの一覧を作っておく。
スマートフォンやパソコンのロック解除方法について、信頼できる家族に伝える方法を考えておく。
エンディングノートに、デジタル契約の有無を書いておく。
デジタル遺品は目に見えないため、遺品整理の中でも見落とされやすい部分です。
だからこそ、生前からの備えが重要になります。
広島で親族が亡くなったときに意識したい主な手続き
親族が亡くなった後の手続きには、期限があるものが多くあります。
代表的なものとしては、死亡届、健康保険や年金関係の手続き、相続放棄、準確定申告、相続税申告、相続登記などがあります。
一般的な目安としては、死亡届は死亡の事実を知った日から7日以内、世帯主変更や健康保険関係の手続きは14日以内が目安となる場合があります。
また、相続放棄は原則3か月以内、準確定申告は4か月以内、相続税の申告・納付は10か月以内、不動産を相続した場合の相続登記は原則3年以内が目安です。
ただし、必要な手続きは故人の状況によって異なります。
会社員だったのか、自営業だったのか。
年金を受け取っていたのか。
国民健康保険か、後期高齢者医療制度か、勤務先の健康保険か。
不動産を持っていたのか。
借金や保証人の可能性があるのか。
遺言書があるのか。
相続人が何人いるのか。
これらによって、必要な手続きや相談先は変わります。
広島市では死亡に関する手続き案内や、区役所での遺族向け手続き支援が用意されています。
亡くなられた方の住所地の区役所や、関係する行政窓口に確認しながら進めることが大切です。
手続きは一度で終わらないことも多いため、家族の中で担当者を決め、必要書類や期限を一覧にして管理することをおすすめします。
生前対策1:エンディングノートを書く
親族が亡くなった後の混乱を減らすために、最も始めやすいのがエンディングノートです。
エンディングノートには、法的な効力はありません。
しかし、家族にとっては非常に役立つ情報整理の道具になります。
書いておきたい内容は、たとえば次のようなものです。
親族や友人の連絡先。
かかりつけ医や介護サービスの情報。
預貯金や保険、不動産、年金の情報。
借入や保証人の有無。
スマートフォンやパソコン、インターネット契約の情報。
葬儀の希望。
お墓や納骨の希望。
形見分けしてほしい品物。
大切にしている写真や思い出の品。
ペットがいる場合の引き取り先。
家族へのメッセージ。
エンディングノートは完璧に書く必要はありません。
まずは分かる範囲で書き始めることが大切です。
特に、家族が困りやすいのは「どこに何があるか分からない」という状態です。
通帳、印鑑、保険証券、不動産関係書類、年金手帳、契約書、スマートフォン、鍵、金庫、貴重品などの保管場所を書いておくだけでも、残された家族は大きく助かります。
生前対策2:遺言書を検討する
財産の分け方について明確にしておきたい場合は、遺言書の作成を検討することも大切です。
エンディングノートは家族へのメッセージや情報整理には役立ちますが、財産の分け方について法的な効力を持たせるには、正式な遺言書が必要です。
特に、次のような場合は遺言書を検討する価値があります。
相続人が複数いる。
不動産がある。
再婚している。
子どもがいない。
特定の人に多く残したい財産がある。
介護をしてくれた家族に配慮したい。
相続人同士の関係に不安がある。
事業や賃貸物件を持っている。
遺言書には、自筆証書遺言や公正証書遺言などがあります。
自筆証書遺言は自分で書くことができますが、形式に不備があると無効になる可能性があります。
公正証書遺言は公証人が関与するため、費用はかかりますが、確実性の高い方法とされています。
また、自筆証書遺言書保管制度を利用すれば、法務局で遺言書を保管してもらうこともできます。
遺言書は「財産が多い人だけのもの」ではありません。
むしろ、財産が自宅不動産に偏っている場合や、家族関係が複雑な場合ほど、残された家族を守るために有効な手段です。
生前対策3:財産と負債を一覧にする
相続で家族が困る大きな理由は、財産の全体像が分からないことです。
預金口座がどこにあるのか。
保険に入っているのか。
不動産の名義は誰なのか。
借金はあるのか。
毎月どこから引き落としがあるのか。
貸金庫や金庫はあるのか。
証券口座やネット銀行は使っているのか。
こうした情報が分からないと、家族は一つひとつ調べなければなりません。
生前に財産と負債の一覧を作っておくことで、相続後の調査が大幅に楽になります。
一覧には、金額を細かく書かなくても構いません。
まずは、銀行名、支店名、保険会社名、不動産の所在地、借入先、契約先など、家族が調べるための手がかりを残しておくことが大切です。
また、借金や保証人の情報は、家族にとって非常に重要です。
プラスの財産だけでなく、マイナスの情報も正直に整理しておくことが、結果的に家族を守ることにつながります。
生前対策4:家の中の物を減らしておく
生前整理というと、「亡くなる準備」のように感じる方もいるかもしれません。
しかし本来、生前整理はこれからの暮らしを楽にするための前向きな整理です。
物が多すぎると、日常生活でも転倒や事故のリスクが高まります。
必要な書類が見つかりにくくなり、掃除や管理も大変になります。
そして亡くなった後には、残された家族が大量の荷物を整理することになります。
生前整理では、まず次のように分けて考えると進めやすくなります。
今使っているもの。
今後も残したいもの。
家族に譲りたいもの。
売却できるもの。
供養したいもの。
処分するもの。
無理に一気に片付ける必要はありません。
押し入れ一つ、引き出し一つ、物置一つから始めても十分です。
特に、写真、着物、骨董品、貴金属、時計、ブランド品、趣味の道具、工具、家電、家具などは、家族が価値を判断しにくいことがあります。
処分する前に、買取や査定の可能性を確認することで、整理費用の負担を減らせる場合もあります。
生前整理は、本人の意思を確認しながら進められる点が大きなメリットです。
亡くなった後に家族だけで判断するよりも、本人が元気なうちに「これは残したい」「これは手放していい」と決めておく方が、後悔の少ない整理になります。
生前対策5:実家や空き家の方針を話し合う
親族が亡くなった後に、実家をどうするかは大きな問題です。
住む人がいるのか。
売却するのか。
賃貸に出すのか。
解体するのか。
しばらく空き家として管理するのか。
この方針が決まっていないと、遺品整理も進めにくくなります。
たとえば、売却予定なら家財をすべて整理する必要があります。
誰かが住む予定なら、必要な家具や家電を残すかもしれません。
解体する場合でも、貴重品や思い出の品、仏壇、重要書類などは先に整理しなければなりません。
空き家は時間が経つほど管理が大変になります。
建物の劣化、庭木や雑草、近隣対応、防犯、固定資産税など、放置しても負担は減りません。
親が元気なうちに実家の今後について話し合うことは、気まずい話題かもしれません。
しかし、残された家族にとっては非常に大切な備えです。
「この家をどうしたい?」
「誰か住む予定はある?」
「売ることになっても大丈夫?」
「仏壇やお墓はどうする?」
「家の中の荷物は少しずつ整理しておこうか?」
こうした会話を少しずつ始めておくことで、将来のトラブルを防ぎやすくなります。
遺品整理・生前整理を専門業者に相談するメリット
遺品整理や生前整理は、家族だけで進められる場合もあります。
しかし、物量が多い場合、遠方に住んでいる場合、空き家になっている場合、家族間で判断が難しい場合は、専門業者に相談することで負担を大きく減らせます。
専門業者に相談するメリットは、単に荷物を運び出してもらえることだけではありません。
貴重品や重要書類を探しながら整理できる。
残すもの、処分するもの、買取できるものを分けられる。
大型家具や家電の搬出を任せられる。
遠方に住む家族の負担を減らせる。
空き家整理や家財整理まで一括して相談できる。
家族だけでは進めにくい作業を、第三者の立場でサポートできる。
特に遺品整理では、思い出の品への配慮が欠かせません。
故人が大切にしていたものを、ただの不用品として扱うのではなく、ご家族の気持ちに寄り添いながら整理することが大切です。
当社では、広島市を中心に、遺品整理・生前整理・不用品回収・買取・空き家整理などのご相談を承っております。
「何から始めればいいか分からない」という段階でも、お部屋の状況やご家族のご希望を伺いながら、無理のない整理方法をご提案いたします。
今からできる「もしも」の備えチェックリスト
親族が亡くなった後のトラブルを防ぐために、今からできることはたくさんあります。
まずは、家族で連絡先を共有しておくこと。
親族、友人、病院、介護事業所、寺院、墓地管理者など、万が一のときに連絡が必要な先を整理しておくと安心です。
次に、重要書類の保管場所を確認しておくこと。
通帳、印鑑、保険証券、不動産関係書類、年金関係書類、契約書、マイナンバー関係書類、遺言書、エンディングノートなどは、どこにあるか分かるようにしておきましょう。
そして、家の中の物を少しずつ整理すること。
特に、長年使っていない家具や家電、衣類、趣味の品、倉庫や物置の中身は、元気なうちに整理しておくと後が楽になります。
さらに、デジタル情報の整理も忘れてはいけません。
スマートフォン、パソコン、ネット銀行、証券口座、サブスク、SNSなど、家族が把握しにくい契約については、存在だけでも分かるようにしておきましょう。
最後に、実家やお墓の今後について話し合っておくこと。
これは一度で結論を出す必要はありません。
少しずつ会話を重ねることが、家族の安心につながります。
まとめ:生前の小さな備えが、残された家族を守る
親族が亡くなった後、家族は悲しみの中で多くの判断を迫られます。
葬儀、役所手続き、相続、遺品整理、空き家管理、デジタル遺品、お墓のこと。
どれも大切なことですが、すべてを短期間で冷静に進めるのは簡単ではありません。
そのときに、事前の備えがあるかどうかで、家族の負担は大きく変わります。
エンディングノートを書く。
財産や負債を一覧にする。
重要書類の保管場所を伝える。
遺言書を検討する。
家の中の物を少しずつ整理する。
実家やお墓の今後を話し合う。
デジタル情報を整理する。
こうした一つひとつの備えは、決して大げさなものではありません。
むしろ、残された家族への思いやりです。
広島で親族の遺品整理や生前整理、実家の片付け、空き家整理について不安がある方は、早めに専門業者へ相談することで、問題が大きくなる前に整理の道筋を立てることができます。
「まだ早い」と思っているうちに、片付けや手続きは先延ばしになりがちです。
しかし、元気なうちだからこそ、家族で話し合い、本人の希望を確認しながら整理できます。
もしものときに慌てないために。
そして、残された家族が後悔しないために。
今できる小さな備えから、少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
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